楊名時太極拳を知る 楊名時八段錦・太極拳

創始者 楊名時師家

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1924

中国山西省五台県生まれ
『三国志』、『水滸伝』などと並ぶ『楊家将』の流れをくむ武門の家系だったため、幼少の頃から太極拳ほか中国武術を学び、官費留学生として日本に留学

1948

京都大学法学部政治学科卒業後、東京中華学校校長を経て、大東文化大学などで中国語を教える

1960

楊名時八段錦・太極拳を創始

1975

楊名時八段錦・太極拳友好会発足、
会長就任

1995

大東文化大学教授を定年退職
大東文化大学名誉教授
中国山西大学名誉教授

日本空手協会師範 空手七段

1999

NPO法人日本健康太極拳協会発足、
最高顧問就任

2005.7.3

逝去

楊名時八段錦・太極拳について

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楊名時八段錦・太極拳は、
1960年に、楊名時師家により創始され、
指導・普及されてまいりました。

中国古来の武術にその源を発する太極拳の中から1956年8月、
北京国家体育運動委員会が専門家をより集め、
李天驥老師を中心に、楊式太極拳の大架式を大幅に取り入れ、
「簡化二十四式太極拳」を制定しました。
その簡化二十四式太極拳に、
呼吸を重視して心を込めて動くという独自の工夫を加えるとともに、
八段錦とあわせて二本柱としたものが
「楊名時八段錦・太極拳」です。
楊名時八段錦・太極拳は、呼吸法に従い、心と体のバランスをとり、
他の人と競い合わないで、健康と長寿を主な目的としているバランス運動と言えます。

柔らかい、ゆっくりした動きですから、ご年配の方でも、
少し体調が良くない方でもできます。
年齢・性別にかかわりなく、どなたにもお勧めできます。

「健康・友好・平和」が、
楊名時八段錦・太極拳の大きな目標、願い、夢であり、理念です。
私どもの求める基本的スローガンでもあります。

まずは「健康」
健康はすべての基本です。健康は人生の目的ではありませんが、
人生を豊かに生きるための原動力、基礎であることは間違いありません。
健康は幸福の源であるといえます。

ついで、「友好」。友と仲よくすること。
どの友に対しても、広く、やさしい心を持って接すること。
決して悪口を言わないこと。
友のよいところを評価してつきあっていくことを大切にしています。

そして、「自他共栄」で、自分の健康・幸せだけでなく、
他の人の健康・幸せも願うような、広々とした、穏やかな心で、
心を込めて、深い呼吸とともに、柔らかく、ゆったりと動くことを大切にしています。

このように、「健康」、「友好」を踏まえて、私どもの目ざす夢、理念は、
「平和」です。
心から世界の平和を願うものです。
戦争のない、幸せな世界の実現のために、ささやかな力ではあっても、
皆で「同心協力」で進んでいきましょう。

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楊名時太極拳事務所

免状発行や講座企画、教室運営など師家の業務を執り行うために、楊名時師家により設立されました。
協会設立以降は、協会とともに楊名時太極拳を支える両輪として活動しています。

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